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黒桃銀河ブログ

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漫画を愛する者として・・・

昨日、本屋での出来事について、
懺悔と恨みつらみを吐露します・・・
ので、見ても苦情は受け付けません。
母上と本屋に行った昨日。
漫画のコーナーで、好きな漫画を手に取って見ると、
なんと、ビニールがはがれて中身が見れる様になっている。

あまりの唐突な出来事に、体が固まった。
頭の中が真っ白になる。

私 「え、ちょっとコレ、どう言う事!?
店員さんに知らせた方が良いの!?」

母上 「馬鹿!余計な事するのはやめなさい!
アンタがやったって疑われたらどうするの!」

好きな漫画の、更に好きな巻だけが―。
買いたくても買えない、見たい一冊が―。

そして、母上はチャンスなんだから見なさいよと言う。
断然私は断って、本を棚にしまう。私は怒りを覚えた。
こんな事をする馬鹿が、この世には居るのか・・・。

なおも母上は、見なさいよ、折角なんだしと言って来る。

買いたい漫画、好きな漫画、見たい漫画・・・。
私は、欲を抑えきれず、遂に中身を見てしまった。

最悪だった。

本のビニールをはがした馬鹿にも、見ろと勧めた母にも、
そして、中身を見てしまった自分にも腹が立った。

かつてない怒りとともに、自己嫌悪に陥った。
その場で母を殴りたかった。自分も消えてしまいたかった。

漫画を愛する者として、私はやってはいけない事を
やってしまったのだ。
何だよ、そんな事くらいで大袈裟な、って思う人も
中には居るかもしれませんが。

言い訳をするならば、罪悪感で少ししか見なかった訳ですが。
でも、読んだページが多い少ないは関係無いと思います。

見た。

それだけで、重い罪だと思います。
物は買ってこそ価値がある。
それが口癖だった私が、漫画をこよなく愛し、
オリジナル漫画も描く私が、何故。

魔がさした。

魔がさした。なんて哀しい響きなんだろう。
自分の心が弱いばかりに、その漫画を汚してしまったのだから。

ビニールをはがした本人は、今、この世には居ないと思いたい。
辛い目に会って、痛い目に会って、苦しんで逝ったと思いたい。
生きていたら何が何でもリンチにしそうだから。

そして、本来ならば止めるべき筈の母上にも、
強い怒りを覚える。この人にも自分にも、
大きい天罰が来てほしい。痛い目に会ってほしい。

その後私は、いきなり足がつり、長い間びっこで歩くと言う
ハプニングに見舞われましたが、治ってしまったので、
あまり天罰とは言えません。

新居に行く為に、激しい物欲を抑えながら、
欲しい物を買わずに我慢しているのにもかかわらず、
何なのだろう、この仕打ちは。

しかも、欲しい漫画の巻だけが・・・って、
何なのだろう。一体、何なのだろうか・・・。

漫画を愛する者として・・・。

自分には、漫画を買う資格も無ければ、
見る資格も無く、そして、描く資格も無いと思う。
でも、描きたい欲求は抑えられない。

私は決めた。

その本を新居で買おうと。
そして、その本に向かって、

「あの時は、申し訳無かった」

と言って、謝ろう、と。

漫画を買える身なんかではないけれど、
それでも欲しい。あんな所で見たのが
最初で最後にしたくはない。

私に対する世間の目は、いつだって冷たい。
これからも、また、何かが起こる筈だ。

そんな私に、こんなに素敵な友達さんが居るのだ。

嬉しくもあるが、辛くもある。
これを見たら、軽蔑する人が居るかもしれない。
リンクを外したくなる人が居るかもしれない。

それでも良いと思った。自分の罪を吐露しないと、
自分自身、気が済まなかったのだから・・・。

―――

最後、小説みたいになってしまいましたが。
ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございます。

苦情は受け付けないと言いましたが、やっぱり
この事に関しては、苦情が来ても良いと思います。

こんな駄目な人間で、本当に申し訳ありませんでした。
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プロフィール


名前:桐野澄子
誕生日:3月10日
血液型:A型

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好きよ好きよも好きの内。
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